話題のライドシェアサービス"notteco"を相乗り利用したらドライバーがポンコツ野郎だった
こんにちは。
東京の人の多さにドン引きしていた「とりあえず蒼い」の管理人aoi(@aoi_hatena)です。
東京って美人めっちゃ多いね。裏山。
長距離での移動の際、僕はいつも夜行バスを使います。
貧乏の僕には安くて非常に助かる移動手段なんですけど、狭い社内で隣のおっさんのいびきを聞き続けるのもしんどいので、今回の東京→大阪間の移動はこんなサービスを使ってみました。
最近なにかと話題のライドシェアサービスの一つの"notteco"です。
notteco は「安く移動したい人」と「ガソリン代などの実費を節約したいドライバー」をつなげる日本最大の相乗りマッチング・サービスです。
今回は実際にnotteco を相乗りで使ってみた感想を書いていこうと思います。
notteco を使うメリット・デメリット
メリット
相乗りしたい人
・個人の車に乗るので夜行バスより融通が利く(トイレや乗降車地の変更)
・夜行バスより安い場合が多い
・同じ目的地、趣味の人とマッチングが可能のため新たな出会いがある
ドライバー
・ガソリンや高速道路代を割り勘できるため節約できる
・同じ目的地、趣味の人とマッチングが可能のため新たな出会いがある
・話し相手ができる
デメリット
相乗りしたい人
・個人の車のため同乗者に気を遣う
・最低限コミュニケーションを取らなければならない
ドライバー
・自分の車に乗せるのである程同乗者にルールを伝えておく必要がある
・最低限コミュニケーションを取らなければならない
notteco の使い方
まずは会員登録から
手っ取り早く登録するならfacebookが連携しているのでそれで登録する。
facebook以外だとその場で自分のメールアドレスやサイト内での表示名を作成する必要がある。
facebookで最初に登録をすると本名がそのまま表示されてしまうため、匿名での利用を希望する人は最初から連携せずアカウントを作ったほうがよさそう(表示名は変更可能)。
相乗り検索
移動する車を検索する際はどこからどこまで移動ができるのかを検索できる。
自分が乗車する地~移動を希望する地までを絞り込むことが地方や県ごとに検索できるようになっている。
いろいろと検索してみた中で地方~東京での移動が多く、中でも近畿地方(主に大阪)~東京間が最も登録数が多い気がする。
目的別検索
各イベントごとに項目が分かれていて、それに沿ったドライバーを検索することができる。
ライドシェアサービス(シェアリングエコノミーの一つ)の醍醐味として「人と人の交流」を目的化している部分もあり、このように項目が分かれているんだと思う。
野球観戦や一人観光を目的として移動の際にここで検索をかけて同じ目的地だった場合、一緒に移動するついでにその人と交流がもてて友達に発展したり~なんてこともあるかもしれない。
検索した時の表示
検索した際は以下のように目的や移動日時やどこからどこまで、そして料金など事細かに記してある。
自分の移動日時や目的とマッチしていると思う人をクリックし、サイト内でコメントのやり取りをし、マッチしたら乗車が決定する、といった流れ。
実際に相乗りで使ってみて
今回僕が利用したのは東京→大阪間での移動。
就活でちょうど東京に行く機会ができ、せっかくの機会だと思って使ってみた。
※あくまで個人対個人間でのサービスのため当たりはずれはあると思ってほしい
あらかじめ東京→大阪間を移動する方とサイト経由で連絡をとっていたため、乗車地の指定や電話番号などを確認できた。
ただ、今回乗せていただいた方はぶっちゃけはずれだったということを伝えておく。
何がはずれだったか??
・ドライバーが時間にルーズ
指定された乗車地へ向かい、時間まで待っているとサイト経由でメールが届き「30分遅れる」とのこと。
仕方なしに30分待っていると再びメールがあり「あと15分ほどかかる。着いたら電話をかける」とあり、日付が変わってやっと電話があり、車へ向かう。結局1時間以上待たされたことになる。
僕自身、既にこの時点で「このドライバーは使えねぇ」と思っていた。
・ルートを調べていない
お互い挨拶を済ましいざ乗車。ちなみにこの時、僕とは別に一組の若い夫婦も一緒に乗車した。
運転席のハンドルの横にはipadがあり「これでルートの確認をするのか」と感心していたら、発車してその画面に映し出されたのはあらゆるアーティストのPVだった。
ルートの確認はドライバーのスマホでやっていた。しかも片手にも持って。危ねぇ。
「初めてこの場に来るから全く道がわからない」と言い出すのは構わないけど「あらかじめ乗車地の指定をしていたにも関わらずルートの検索すらしていないってどーゆーことだよ」と、内心キレてました。
そのポンコツっぷりのせいで高速道路に入るまで30分ほど同じ道をぐるぐる回るはめになった。使えん。
・PVがうるさいしまぶしい
若い夫婦が後部座席に座り、僕は助手席。
しかも時間帯も深夜なので相乗りしている僕らは既に眠気バツグンなわけなんですが、このドライバーは一向に意に介さずPVを大ボリュームで流し続けていた。というかいつの間にかPVからライブの映像に変わってたな。確か和楽器バンドだった。
僕はそんなこともあろうかとアイマスクとイヤホンを持ち込んでいたため被害は最小限で済ませることができたが、後ろの夫婦は相当応えていた様子だった。注意をしたらボリュームは下がったが「誰しも皆気を利かせているわけではない」ということを知った夜だった。
最低限ボリュームくらい下げろよほんと・・・。
notteco 相乗り利用に向いている人
以上のことを踏まえて考えると
・ある程度のストレス耐性がある人
・適度な会話が得意な人
・コミュ力がある人
が向いてると思う。
サービス上どうしても知らない人と交流を取らないといけないため、どうしてもコミュニケーション能力が必要になる。(そもそもシェアリングサービスは交流なしでは成り立たないから、コミュ力によっぽど自信ない人は使わないか)
あとはポンコツな人に当たったとしてもキレない優しい心の持ち主であることも大事な条件だと思った。
まとめ
もう一度言うが、個人対個人間でのサービスのため当たりはずれが出てくるのは仕方のないことだと思う。
今回はちょっと残念なドライバーに当たってしまったが、ここに登録しているドライバーみんながそういうわけではないと思っているので、次回使う機会があればもう一度利用してみたいと思う。
料金の話をしておくと、移動区間ごとに値段に差があるものの、今回僕が調べた大阪→東京間(逆も同様)での料金はだいたい¥3000~¥4500程度。
平日での夜行バスの4列シートと比べるとちょっとだけ割高かも。
土日での夜行バスで比べるとnotteco でドライバーを検索したほうが安く済むかも。
なによりのメリットは「夜行バスより融通が利く」という点だと思う。
夜行バスの場合、急なトイレや吐き気などのハプニングが起きた際に多くの方に迷惑がじかかると思うととてつもないストレスになってしまうが、個人車両の場合ならすぐに伝えることができるから感じるストレスはかなり低減できるはず。
勇気がある方は一度使ってみて僕に感想を教えてくれると嬉しいぞ
以上。
ではでは。