いつの間にか「Eメール」が死語になってると気が付いた話
高校生になって初めて持ったケータイ電話に友達のアドレスを入れて「今日遊ぼうぜ!」なんてメールをほぼ毎日送ってた。
ケータイを持つ前は友達の家に家の固定電話を使って、その子の親が出たら「~君いますか?」と毎度聞いていたのが面倒に感じていたから、友達に直接連絡する手段が手に入ったときはウキウキしたのを覚えてる。
ケータイで「遊ぼう」とメールを打つとき、「あ」行を1回、「さ」行を5回、「は」行を5回と「*」を1回、「あ」行を3回、カチカチとキーを鳴らした。
スマホのフリック操作に慣れた今、当時のメールを打つあのカチカチ感がかなり昔の話に感じる。
で、ついさっき電車の中で音楽を聴いてたら伊東歌詞太郎さんの「HEAVEN」が流れてきた。
歌自体はバッドエンド的なものなんだけど、そんなことより聴いてて耳に残った歌詞が「Eメールを言葉に出して」ってとこ。
Eメール!!??古ッッッ!!!??
って思った。
ほんの1~2年前まであったはずの文化(たぶんまだあるけど)なのに、なにそれいつの話だよそれみたいな感覚になった。
今じゃメールなんて私生活でほぼ使わないし、LINEやTwitterがあれば連絡できる。同じ世代でメールで連絡してるやつなんていない。
ちょっと前まで普通に使ってたのに、今じゃ「古い!」とまで思うんだから、ITの進化ってマジすげぇって思った。
あと3年もすれば街頭インタビューとかで高校生に「Eメールって知ってる?」って聞いたら「なにそれ?」って返される未来が見えた。おっさん扱いもすぐそこだぞこれ。
でも久しぶりにガラケー使いたいなぁ、なんて思った。