トンネルって破壊光線で掘ってるんでしょ??
こんにちは。
いつの間にか花粉症が治っていることに気づき安堵している「とりあえず蒼い」管理人のaoi( aoi(Hatena Blog) (@aoi_hatena) | Twitter)です。
皆さん、突然ですが
トンネルってどうやって掘ってるか気になりませんか??
え、気になりません??
山に穴開けて道を作るんですよ??
山に穴開けるとかwww
もはや人の所業じゃないでしょwww
僕は子供の頃から今に至るまでずっとこれが疑問、というか不思議だったんですよ。
「どうやって穴を開けているんだろうか??」
子供ながらに考えた僕は一つの答えを導き出しました。
僕が出した答え、それは
メガ粒子砲、もしくはビームで山を貫通させている!!(以下イメージ)
です。
考えてもみてください。
あんなキレイに穴を開けられるなんて、人のできることではないでしょう。
ましてや山ですよ、山。
あんな固い地面を横から削って掘り進めるだなんて、そんなことができるのはゴジラかウルトラマンくらいのもんでしょう。
でも僕はこの人生で一度もゴジラもウルトラマンも一度も見たことがありません。
僕が生まれてからトンネルが作られなかったからか??
はたまた僕がぐっすり眠っている深夜にコソッと現れて破壊光線かスぺシウム光線を放っているのか??
気になります。
すごーく気になります。
てなわけで今回は「どうやってトンネルは掘られているのか」について調べてみます。
トンネル工事ってどうやっているのか??
調べてみたところ、以前までの作業方法は以下のようなものだったそうです。
- 発破掘削方式:ダイナマイトなどの火薬を用いて地山を爆破して掘削する方法
- 人力掘削方式:字の通り、人力による掘削方法
こうやって見てみると、発破掘削とビームでの掘削も
「ええぃ壊してしまえ!!」
という発想は大して変わらないですね(違う)
基本的には発破でどんどん掘削を続けていき、そこで出た土を人力で運び出すというのが流れだったそうです。
では現在はどうか?
シールド工法というのを用いているようです。
具体的には、シールドマシン専用機械を用いて掘削作業をしています。
シールド工法とは
シールドマシンと呼ばれる筒状の機械で土の中をゆっくりと掘り進めていく工法です。前方の土砂を削りとりながら、掘った部分が崩れてこないようにマシン内部でセグメント(トンネルの外壁となるブロック)を組み立てていきます。このように、トンネルの壁をつくりながら安全に掘り進めていくトンネル工事方法のことをシールド工法といいます。
(首都高速道路公式HPより)
こんなの↓
この機械を山の側面に当てて円形に削り進んでいくというもののようです。
でもこの機械、一台で
- 土を削る
- 土を運ぶ出す
- 前へ進む
- トンネルの壁(セグメント)を組み立てる
といった四つの働きをしています。
これ一台でここまで仕事してくれたら発破なんてなんの必要もなくなりますね。
てか発破って絶対危ないし土飛び散るしでめちゃめちゃ大変だったんだろうなぁ。
で、この作業が終わったら、次は舗装をします。
そのために、まずは働き者のシールドマシンを解体し外に出し、道路を支えるコンクリート製のゆか板を作って車が通行しても壊れないように舗装をします。
そして最後に換気設備や照明などの道路トンネルに必要なものを設置して完成!!
子供の頃、この換気設備が怖かったのをよく覚えていますね。
たぶん、映画『スターウォーズ ファントム・メナス』のポッドレースシーンで、マシンの整備中に誤って小さい星人がエンジンに飲み込まれるシーンがあったんですよね。
こんなの↓
子供ながらに
「あれに巻き込まれたらえらいことになるッッッ!!!」
と察しました。
それ以来、僕はトンネルの換気設備を見るとゾッとします。
さいごに
子供の頃からの疑問を思い切って打ち明けてみたかったので、満足しています。
ただ、悲しいことにトンネルは人間の技術によって掘削されていたのかと思うと残念でなりません。
破壊光線やスぺシウム光線は放たれていなかったのか・・・??
いや、今回はあくまで人間の例だっただけに違いありません。
ゴジラやウルトラマンはきっと国家機密レベルの情報だろうから、調べても出てこなかったんでしょう(名推理)
いつかきっと、この目でゴジラやウルトラマンが光線でトンネルを掘削しているのを見つけてみせます。
その時は再びここで情報を伝えたいと思います。
それではまた・・・。