ギリシャ神話と星座・・・。
こんばんは。
当ブログをやっていたことをつい最近思い出した管理人のaoiです。
1月ほど前から図書館で借りていた本が机の上に並べられていたのを見て、ふと思い立って記事にしてみようと思った次第であります。
その本のタイトルは
「10分読める神話と星座の話」
という、なんともキャッチーでわかりやすい本です。
小学校や中学校での朝の10分間読書にもってこいですねっ!(そんなものがあるのかは知らない)
サブタイトルには
「夜空にきらめくファンタジー!あなたの星座はどんなストーリー?」
とあるように、12星座の成り立ちの物語がギリシャ神話に基づいて描かれています。
本全体は17話で構成されていて、星座の話以外にもギリシャ神話の小ネタ的なものがいくつかあります。(※諸説あるうちの一つの話が描かれています。)
あ、10分で読めるというのは「本一冊」ではなく「1話」のことです。(僕は全部で10分だと勘違いしていました・・・。)
僕は以前から星座や神話について興味はあったんですが、なかなかそこに手を出せずにいた状況で、大学の図書館を訪れた際に「今月のおススメ本」みたいなコーナーに置いてあったので即借りて読んでみた、ってな訳で現状に至ります。
えー、読み終えた感想の結論を言うと・・・・・
ロクな話がねぇ!!
この一言に尽きますね。
いや、なんと言いますか、全体的に悲しい!
気持ちよくハッピーエンドで終わってるものが少数派で、それ以外はバッドエンドが多数派。
簡単にいくつかの話をまとめていきましょう。
①女神が花を摘みにいく
→花の根を引くと地獄の王登場
→地獄へ拉致、監禁
→女神母、娘が帰ってこず号泣
→全知全能の神が地獄の王に女神返すよう説得
→地獄の王了承、女神返す
→女神に持たせた土産に毒盛る
→女神それ食う
→母娘再開喜ぶも女神は1年の1/4地獄に引き戻される
→めでたしっ!(諸説あり)
②カップル(両方神様)おる
→デート中女が毒蛇に噛まれ死亡、男、悲しい
→男、死の国に行って女生き返らすことを決意
→なんやかんやで死の国の王のとこまで到達からの、男「女生き返らせて」
→王「ええけどお前が一度も後ろ振り返らずこの国から出れたらな」
→男「ええやで」
→男、めっちゃ歩いて出口の光見つける、嬉しい
→嬉しさのあまり後ろ振り返る
→女「なんで振り返っちゃうのお前ぇぇぇ!」死の国に引き戻される
→男、悲しみのあまり死亡
→めでたしっ!(諸説あり)
③あるとこに王女あり
→水辺で友人たちと遊んでいる
→真っ白な牛(以下、白牛)が現れる、王女乗る
→牛駆け出す、海も山も越える
→王女さすがに慌てる
→白牛「慌てるな、我ゼウスぞ、結婚しよ」いろいろとカミングアウト
→王女「えっ、えっ、ゼウス!?なら結婚するわ」
→めでたしっ!(諸説あり)
とまぁこんなかんじの楽しい(?)お話がたくさん詰まった一冊です。
ただ③に関しては
相手が神なら結婚するんかい!!
と憤慨しそうになりました。
まぁ世の中にはそーゆー女性もいるんだなと知る良いきっかけでした。(小並感)
この本を読んで僕のように憤慨星座の成り立ちを知って言いふらした方は読んでみてもいいかもしれません。
ちなみに僕の星座「いて座」の成り立ちは
死んだケンタウロスを空にあげた結果なんだそうです。
以上っ!!